自サイトの実力を知る(競合と比較)

SEOに取り掛かる前に、まずは自身のサイトの実力を知る必要があるでしょう。
先にもGoogleは約200ほどの項目で全てのサイトを評価していると述べました。
すべてを検証することは不可能ですが、主だった項目で自身のサイトの実力を測ってみてください。
また、同様に競合のサイトはどうなっているか、次のような表(クリックすると大きく表示)を使って比べてみるとわかりやすいでしょう。

⇒  タグ

ご存知の方も多いと思いますが、一般的にネット上で公開されているホームページのソースは、誰でも見られます。ブラウザの「表示」「ソース」などのメニューを試してみてください。
英語が苦手な方なら、これを見ただけで嫌気がさすかもしれません。
このソースの書き方でホームページはできているのです。そこにいろいろな指示が書かれています。それが「ソース」です。
ただ、難しいことは気にしていただく必要はありません。
このなかで注意していただくのは、「タイトル」タグ、「キーワード」タグ、「ディスクリプション」タグ、「h1」タグくらいです。それぞれ、次のような役割があります。

タイトル ・・・ 検索結果やブラウザに表示されます。
ディスクリプション ・・・ ネット上で読まれる説明文です。検索結果にも表示されます。
キーワード ・・・ ヒットさせたいキーワードです。
h1 ・・・ いわゆる見出しです。

それぞれが、利用者にわかりやすく表示されていることが、SEOの基本になります。
このタグの書き方によって、目標とするキーワードへの反応がかなり影響されます。

⇒  ページに含まれる単語の割合

検索ロボットは、いくらきれいな画像やフラッシュがあっても、それを評価することはありません。さきの「タグ」のほか、ページのなかに書いてあるテキスト(文書)によってそのページの内容を把握しています。
ページ内に書いてあるテキストの内容によってキーワードの反応が変わってきます。「じゃ、キーワードを詰め込めばいいんじゃないの」ということになりますが、これにも一定の割合がありまして、過剰に詰め込んだページはスパムの危険性があります。

⇒  Googleページランク

Googleが独自に判定しているランクです(今現在、ページランクは表示されなくなっています)。「なし」からはじまり0,1,2,3・・・10まであります。ちなみに日本で最もランクの高いサイトは慶応大学のサイトといわれています。それでページランクは「8」くらいです。
これは、簡単に上げたりできるものではありません。そういうランクがあるということだけ知っておいてください。
ちなみに、ランクが高いサイトほど上位に表示される傾向にあります。

⇒  ドメインエイジ

www.abcde.comといったドメインの古さです。一般的には、古いドメインほど長く運営されていて社会的評価が高いと言うことで、上位表示される傾向にあります。
ただ、ドメインが新しいからと言って、情報に価値がないとは限りませんから、ドメインエイジだけで悪い評価がされる、という心配はないでしょう。

⇒  発リンク数

サイト(ページ)から外のページに向かって貼られたリンクの数のことです。同一ドメイン内へのリンクは「内部リンク」、外へのリンクを「外部リンク」と呼びます。
一般的に外部リンクが多すぎると外に評価が流出すると言われていますので、特にトップページからの外部リンクは控えめにするべきでしょう。

⇒  被リンク

「バックリンク」とも呼ばれます。外部のサイトから自分のサイトに向かって貼られたリンクの数です。
後で詳しく説明しますが、SEO的には非常に重要な要素です。

⇒  最終更新日

貴方のサイトが最後に更新された日です。長期間更新されていないサイトは情報が固定化しているわけですから、おのずと評価が下がります。

⇒  インデックス数

検索側のデータベースに保管されているページの数です。より多くインデックスされていると、それだけ検索にヒットする可能性が高くなります。
また、最近はそれぞれのインデックスでレアなキーワードを狙う「ロングテール」が注目されています。

⇒  何で測ればいいのか?

ネット上で検索するといろいろなSEOツールが見つけられます。特にどのツールがよいとか悪いとかはありませんので、特定のツールで競合と自身のサイトを比較してみてください。